来月(11月)より

東京:歌舞伎座

吉例顔見世大歌舞伎


初世松本白鸚三十三回忌追善


平成26年11月1日(土)~25日(火)

の演目「井伊大老」に

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倉吉ゆかりの「仙英禅師」が出てまいります。




この方、仙英禅師は、

仙英禅師は寛政6年(1794年)浦富生まれ、倉吉で修行。現在の西岩倉町:吉祥院に住持(住職)し、その後、満正寺の本寺である烏取:景福寺の住持だった48歳の時、井伊直弼の招きを受けて彦根:清涼寺(井伊家菩提寺)へ移り、参禅を通じて直弼の精神的支柱となりました。
開国・攘夷をめぐって国論が沸騰していた折り、心揺れる大老・直弼を禅師は、
「日頃何のために修行をして来たのか?心頭を滅却し、ただ断の一字あるのみ」と諭しました。
これに力を得て直弼は決然と安政仮条約に調印をしたといわれています。

参照

というわけです。

満正寺の住職の十七世仙受大和尚は、師匠である仙英禅師に付いて、
彦根:清涼寺へ行き、その後、「倉吉荒尾」公の招きで、満正寺へ入るのです。

倉吉ゆかりの方で、我が祖師でもある、

「仙英禅師」がどう演じられるのか?

とても魅かれる

「井伊大老」です。