お寺に、サイディングとはね・・・と怪訝な顔をされる方がいますが、

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漆喰壁が経年変化して、地震で被害に遭いその修繕が負担になることを見越して、

今後は家屋被災の被害を軽減せねばなりません。

それでも、本堂だけはできるだけ従来の様相をと思っております。

先日から、始まったコーキングです。

青色のマスキングテープを目地(壁板の隙間)の両側に張っていきます。

庫裡のぐるりですから、相当なものです。

そして、コーキング剤を打っていきます。

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塗った所と未施工のとこは青色のマスキングテープが張ってあります。

この、コーキング雨水の侵入を防ぐのですが、

もう一つの役目として、地震の揺れの緩衝材になり、壁が割れるのを防ぐわけです。

ただし、

このコーキングの寿命は約10年(目安)、今後経年変化で劣化してひび割れコツくなります。

なので、10年毎にサイディングの防水と塗装とコーキングの交換の、

メンテナンス計画(修繕費)を頭に入れておかないと、

雨漏りで家屋を傷ませることになります。

もちろん、屋根もです。

家を建てた時から、劣化が始まる。

悩ましいことです。

参考:https://youtu.be/AITCW7Nm9nY